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年末年始は体を動かさずに食っちゃ寝で毎年体調を崩すので,今年はしっかり運動したいと思っています。


と思って,今朝は休みでも畑に出たら,早速雨が降ってきました。慣れないことはするもんじゃありません。


前回のメルマガの写真の人参はきれいに洗われて,ジュースの加工場に旅立っていきました。年明けには出来上がる予定です。

https://campaign-image.com/zohocampaigns/88989000008938004_zc_v8_dsc_0439.jpg

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第17号「なぜ学ぶのか?なぜ学びたいのか?」の続編です。


読者から,「学ぶことに目的は不要で,学び自体が喜びなのでは?子供を見ているとそう思う。」という感想を頂きました。このことを少し考えてみたいと思います。


ご指摘の通り,学ぶこと自体が喜びです。49歳の今の自分は,です。


49歳の自分は,生きているだけで,知らなければならないこと,悩まなければならないことが自然に発生する。その度に,やべー,勉強しなきゃ,に追い込まれて,しこしこ勉強する。対象そのものは,うまくいくこともいかないこともあるが,学ぶことそのもの,新しい発見そのものが喜びです。

この言い方がちょっときれいごとに過ぎるなら,全ては学びだ,と感じられる程度にまで思考の抽象度を上げるずるさを覚えた,と言い換えられるかもしれません。


49歳とは考えの構造は異なりますが,学び自体が喜びであることは3歳児も同じです。生きることが,初めて見るもの,初めて口にするもの,初めて触るもの,との出会いにあふれている。生きることと学ぶことが等価,すなわち,学ぶことが生きる手段であると同時に,目的でもある状態。このステージでは,なぜ学ぶのか,という問い自体が発生しません。手段と目的が一致しているこの状況こそが,生きることと学ぶことの理想の関係だと言えます。


ではなぜ,僕の中でも小学校中学校と上がる過程で生きることと学ぶことが乖離してしまったのか。そこには個人差があるのか,ないのか。そしてそれはどのような回路で,学びが喜びである49歳に戻って来たのか。これが今考えていることです。


頭にあるキーワードの一つは新鮮さ(freshness)。学ぶことが十分に新鮮なら,そこに目的など要らない。目の前の学ぶ喜びだけ感じていればいい。


次回は,この新鮮さについて考えてみたいと思います。


それではよいお年を。


【年末年始の野菜

年末にようやく訪れた冬の寒さに当たって,根菜や葉菜が締まってきています。

大根のトロっとした食感と甘さ,肉厚なほうれん草の濃厚な旨味。野菜が美味しい季節がやってきました。

その他,カリフラワー,ブロッコリー,人参,小松菜,かぶ,ルッコラ,赤サラダからし菜,水菜,赤カブ,など充実しています。

一年でも特に野菜の種類の多いこの季節の野菜をぜひどうぞ。

   

【久松農園の野菜を食べてみたいときは】

久松農園の野菜セットや季節商品は、以下のオンラインショップから。野菜定期便のお客様は追加も承ります。


久松農園オンラインショップ





【一次産業に関する勉強会をシリーズでやっています】

食べ物のこと,一次産業のこと,いろんな説が飛び交うけど本当のところはどうなのよ?食べる人,料理をする人,つくる人,運ぶ人が共にフラットに学ぶ場をつくりたい。第二回は,初回に続き,日本の漁業についての本質的な提言を精力的に行う勝川俊雄先生をお招きして,日本と世界の漁業を学び,何が出来るかを議論します。

1/26(日) 14:00 北青山 The Burn  定員30名13:30 受付開始14:00 トーク・討論16:30 終了

https://www.facebook.com/events/2866657980051467/


さいごに

メルマガ第17号いかがでしたでしょうか?


久松やスタッフのこんな話が聞いてみたいなど、リクエストがありましたら、ご返信ください。




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久松農園 | 茨城県土浦市高岡